大学の教員と学生間の双方向授業支援システム「Lectures(レクチャーズ)」提供開始

大学の教員と学生間の双方向授業支援システム「Lectures(レクチャーズ)」提供開始
~大阪電気通信大学との共同研究により、「withコロナ」、「アフターコロナ」に対応した次世代オンライン授業が実現~

現在の大学の講義は、1名の教員が複数の学生に対して行う“1対多”の講義形式が一般的です。こうした形式の場合、学生は講義の内容が分からなくても、質問がしにくく、また質問することで講義が中断したり、他の学生に迷惑をかけるという遠慮から、きちんと理解していなくても質問せずに授業を終える傾向にあります。特に理系の大学においては、中規模クラスでの講義においては、その傾向が強く見られます。こうした状況を受け、スキャネットは、大阪電気通信大学と共同研究を行い、教員が各学生の理解度に合わせ講義を進めることができるよう「講義の見える化」を目指し、授業中の学生の理解度や集中度をリアルタイムで集計できるシステムを構築しました。そして、「教育の質の保証及び向上」に寄与する自己点検・評価、改善を実現します。

データベースに同時にアクセスして教員・学生が「Lectures」に参加する事ができ、教員はWindowsやMacなどのパソコン機器を、学生はiOS、Android、Google Chromeなどの端末を使用して操作します。それぞれの端末から今参加している講義の際中にログインする事で、学生が講義のわかりやすさ・面白さの状況を散布図に表し、視覚的に先生に知らせる「リアルタイム授業評価」、簡単な質問・アンケートから得た情報を収集可能な「クリッカー機能」、学生個人の質問や意見を先生に直接発信し、さらに匿名投稿もできる「コメント機能」を、リアルタイムに活用することができます。その他、「アンケート機能」、「授業参加状況確認」、「授業評価解析」等も搭載され、教員はそれぞれの機能を選択し、使用することができます。そのため、実際の講義ではもちろん、新型コロナウィルスの影響でオンライン授業を実施している学校においても、本システムを導入することで授業の見える化を実現します。

スキャネットでは、双方向授業支援システム「Lectures」を「Google Classroom」と連携させ、より質の高い講義の実現をサポートします。大学での講義に留まらず、オンラインによる授業や教育現場のICT化が進む、小学校や中学校、高校に至るすべての教育機関での利用が可能です。

「Lectures」は、大阪電気通信大学において導入を開始し、大学の恒常的・継続的な「教育の質の保証及び向上」を目指します。

会社概要

・会社名:スキャネット株式会社
・本社所在地:〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町二丁目6番2号 スキャネットビル
 TEL: 03(4582)3933  FAX:03(4582)3934
・設立:1998年 12月
・代表者:代表取締役 小池 隆善
・資本金:9800万円
・事業内容:デジタル採点システム、マークシート製品や関連ソフトウェアの開発・販売

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